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かわら板

水難救助訓練の見学会
4月29日にスリーアイ(潜水団体)主催のイベントい行って来ました。
場所は、晴海にある東京消防庁 臨海消防署です。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-rinkou/index.html
スリーアイ会員が臨海消防署に勤務しており、見学にきてください。とのことだったので、いっちゃいました。
臨海消防署は、他の消防署とは少し違い、水難救助も行います。ですの、消防車等のほかに、消防艇4艇、水上スクーター2艇もありました。

いろいろ話を伺っていると、水難救助隊の隊員(ダイバー)は35歳までで、東京湾ばかり潜っているそうです。
ここだけの話、趣味でダイビングを楽しむ人はいないそうです。(もったいない)

次に、署の施設や使用している道具をみせてもらいました。
なんと、海保(海猿)と同じレスキューカラーのオレンジのスーツ、また、油圧式のカッターあの車のドアをものともせず、切断するやつです。
実際もってみるをこのうえなく重いしろもので、これを水の中で使うそうです。


そして、訓練ですが詳しくは動画をご覧下さい。
設定は「ボート転覆、一人が水面、一人が行方不明」です。
機動力の水上スクーターで、水面の救助者を確保、ボートに引き上げ搬送
あっ・・・・というまの出来事です。

 

その後、救助された人からの情報で、船の中に人がいるとの情報、
新たな船(しぶき)が登場しさらなる、水難救助の開始です。
2人のダイバーが飛び込み、船底をたたき、「誰かいるか、生きて帰ろう」なんてことはいっていませんでしたが、確認後、さらにダイバーが増え、4人のダイバーでの水底検索、透明度は0に近いです。



そして、水没救助者を発見、浮上、担架にのせ固定をし、水上スクーターにて搬送、搬送の際には、胸骨圧迫を開始していました。

なんという手際の良さ!


隊長の見事なリーダーシップ、状況に応じた的確な判断・指示、隊長の指示通りに動ける隊員、すごいの一言でした。

が、訓練終了後、ボソッと先輩隊員が、「あそこは違うだろ」といっておりました
どこが違うのだろうか・・・

今回の訓練は、私たちが見学をするからではなく、日常的におきなわれているのだそうです。日々の訓練(トレーニング)の大切さを知りました。

最後に招待してくれた隊員の方が、ダイビングはステップアップしていくと、トレーニングとして、CPRやレスキューといったプログラムがはいっており、それを指導するインストラクターはCPRやレスキューを指導できる知識と技術を持っている、知識については、酸素の使用法などを含めると隊員以上かもしれません。その持っている知識を活用して行きましょう。といっておりました。

いやー大変刺激の受ける見学会でした。

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